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セダンとハードトップの使い方

たとえばトヨタのクラウン、これは4ドアセダンと呼びます。
一方、先代モデルのレガシィB4は4ドアハードトップと呼んでいました。
両車を並べても3ボックス形状で4枚ドアがあるという点では全く同じなのですが、呼び方がセダンとハードトップと違います。
これどういうことなのでしょうか。

実はセダンとハードトップではボディの力学的な部分に大きな違いがあるのです
セダンというのは3ボックス形状でルーフもきちんとついた形で設計されており、ルーフによるボディ剛性も計算されています。
一方、ハードトップは基本的にはルーフの強度は全くないものとして考えて設計されています。
ハードトップというのはオープンカーにつけられることが多いソフトトップと同じ意味合いを持つものなのです。
現在でも販売されているマツダのロードスターで見てみると、RSグレードの一部には合成繊維でできている柔らかいソフトトップが採用されています。
それに対して同じRSグレードでもパワーリトラクタブルハードトップと呼ばれる樹脂製の板でできたルーフを持っています。
じつはそれがハードトップなのです。

要するに昔であればキャンバス製の柔らかいルーフを持っているのではなく、金属製のボディと同じ素材で作られている硬いルーフを持っているということなのです。
要はオープンカーとしての目線で見た呼び方でボディ形状などは関係なく、ルーフ(トップ)が金属なのか布製なのかを表す言葉だったのです。
元がオープンカーですからルーフによってボディ剛性を稼ぐわけにはいきません。
本来のハードトップというのは、ピラーのあり・なしで決めるのではなく、ルーフにボディ剛性の一端を持たせるのか、持たせないかなのです。

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